洗濯機の平均寿命は10年前後となっています。
そして、買い替えの理由の第1位が「故障したから」となっています。
メーカーが設定している保有期間が6~7年を想定していることから、8年以上洗濯機を使って故障した場合は修理部品がないという理由で買い替えを推奨しています。
この記事では洗濯機の買い替えのサインと、買い替える際に従来の全自動洗濯機か?ドラム式洗濯機か?どちらがいいかを解説したいと思います。
Contents
洗濯機の買い替えのサインと洗濯機は縦型?ドラム型?
洗濯機というのは水を用いますし、設置場所もお風呂の脱衣場など湿気の多い環境になるため電気製品にとっては過酷な環境というのがあります。
洗濯機を長期間使っていると、以下のような不具合が起こります。
以下のような症状が出てくると修理や買い替えを考える必要が出てきます。
- 洗濯の途中で動作が止まる
- 動作中に異音がする
- 水漏れが起こる
- ニオイが気になる
洗濯の途中で動作が止まる
洗濯中に突然エラーメッセージと共に動作が止まってしまうことがあります。
この場合はエラーメッセージを確認してマニュアルに沿って
洗濯中に動作が止まる症状は、主に洗濯中に大きな負荷がかかってしまい動作を止める場合が多いです。
片寄った洗濯物を平らに均したり、電源を入れ直すことで正常に作動しますが、毎回のように起こる場合は注意が必要です。
動作中に異音がする
洗濯機はモーターで洗濯槽を回転させています。
洗濯槽は洗濯物と水が入っているので相当の重量物を回転させているので、長期間使っているとベアリングが摩耗してきます。
すると、洗濯中に常にガタガタと異音を発している場合は寿命になりつつあることになります。
水漏れが起こる
洗濯機は水を使うことで、水による要因で洗濯機の寿命に関わることがあります。
洗濯中に水漏れが起こるというケースはよくあります。
排水ホースの破損や外れかかっている程度ならホースを直せば済む問題ですが、洗濯機の底面からの水漏れは本体の破損の可能性が高いです。
洗濯中で毎回水漏れしている場合は寿命と考えていいと思います。
ニオイが気になる
洗濯機は洗濯槽の裏側には水垢が付くようになっています。
これを定期的に洗濯槽クリーナーやオキシクリーンなどで清掃することを推奨しています。
洗濯物を乾かした時の生乾きのニオイというのは、洗濯槽の汚れによるものも大きいのですね。
定期的に洗濯槽の清掃をしても手の届かない奥には汚れが溜まりやすくなり、そこからカビや雑菌が発生してきます。
洗濯槽の清掃をしても洗濯物の生乾きのニオイが付いてしまう場合は、買い替えのタイミングとなります。
洗濯機を買い替えるなら縦型?ドラム式?
洗濯機を買い替えることになった場合は縦型自動洗濯機なのか?ドラム式洗濯機がいいのかは下図でざっくり比較してみます。
ドラム式 | 縦型 | |
---|---|---|
洗浄力 | ◯ | ◯ |
生地の優しさ | ◯ | △ |
乾燥機能 | ◯ | △ |
水道代コスパ | ◯ | △ |
本体価格 | △ | ◯ |
本体サイズ | △ | ◯ |
洗浄力という点ではドラム式も縦型も大差はありません。
しかし、生地の優しさや乾燥機能、水道代コスパについてはドラム式洗濯機が勝ります。
特に差が出るのが乾燥機能で、ドラム式がヒートポンプ方式等を採用していて、除湿させながら乾燥させます。
縦型はヒーター乾燥方式で温風を洗濯物に当てて乾燥するイメージで、衣類の傷みや縮みやすくなり電気代がよりかかってしまいます。
トータルで見るとドラム式洗濯機に軍配が上がりますが、本体価格はドラム式洗濯機の方が高価となります。
また、本体サイズも縦型洗濯機よりも大型になるため、搬入経路や設置場所が狭い場合は洗濯機が入らない場合があります。
洗濯機の買い替えのサインと洗濯機は縦型?ドラム型?のまとめ
今回は洗濯機の買い替えのタイミングとドラム式洗濯機と縦型洗濯機の比較を記事にしました。
ドラム式か縦型洗濯機かどちらが良いかは、洗濯する頻度や家族構成、ライフスタイルよってまちまちであります。
当店では、あなたのライフスタイルを聞き取りして、長い目で見てリーナブルな洗濯機をご提案いたします。
この記事が洗濯機についての参考になれば幸いです。